勝手に助かる
あたかも「自分が助けた」と思っている人でも、本当は「勝手に助かっている」だけである。
実際に「助かりました」とお礼を言われた事がある人なら分かると思うが、「いやいや、アナタが勝手に助かっているだけですよ」「大した事してないですよ」というように、「助けた」なんて感覚はあまり無いものである。
それが「自然に流れている状態」とでも言っておこうか。
「勝手に助かっている」
…厳密には「助かっているように見えている」だけ。
「助かっていないように見えている」だけ。
「助かる」も「助からない」も無い。
ただ流れの中で「助かっている状態」「助かっていない状態」を切り取っているに過ぎない。
そう、全てアナタの中の、アナタの世界の認識である。