「体に不調があったら治さなくてはいけない」…というのも、固定観念である。
誰でも歳をとれば体に不調は出てくる。それは当たり前であり、それが人間というもの。
だが「若い頃のように動きたい」…それが苦というものである。
「若い頃のように動けないのは悪い事」…それは何処からか貰って来た固定観念である。
もしくはどこかの商売人の洗脳とも言える。
「あの頃のように…」という思いから、不自然なものを取り入れる。
そしてやがてその「不自然さ」が生んだ新たな「不自然さ」に苦しむ事になる。
「不調に抵抗」するのではなく「不調と共に生きる」のである。