引きこもり問題②
「引きこもりの人には注意しなければならない」と言う人の世界では、本当に注意しなければならないと「錯覚」するような事が起こる。
別にスピリチュアルな話ではない。
注意しなければならないと考える人にとって、引きこもりの人の行動は異様に見えてしまう(異様に見ようとしている)し、何かしら事件が起これば引きこもりと関連付けてしまうからである。
まさに今の日本がそうだね。
例えばこれまでもずっと事件や不祥事の多くに「酒」が関連しているのにも関わらず、その人の性格だったり、他の部分にフォーカスされているのは、それは多くの人の中で「酒」は問題視されていないからだ。
酒を問題と捉えようと思えば、いくらでも問題にできる。
だか、この酒もまた、本当の問題ではない。
問題と捉える人の数だけ問題はある。
そして、ソレは問題だと思っている事が、一番の問題なのだ。